台湾には千と千尋の世界にそっくりな、九份だけではないって、ご存知ですか?
台北は士林夜市だけではないって、知っていましたか?Taipei101だけではないんです!美味しいご飯だけではないんです!
あ、そもそも台湾まだ!って方は、こちらもどうぞ!
千と千尋で有名な台湾のあの写真の舞台でお茶を20杯飲んできた話。
「台湾何回も行ったしもう飽きたんだよねー」とか、
「あなた変わってるね〜。。。」ぐらいのレベルの面白人間に認定されてみたい人へ、早得情報です!
「台湾で千と千尋見ずに、地獄行ってきた!」と自慢すれば、少々箔が付くくらいでしょうか。
今日は、台湾の隠れた名観光スポット、「金剛宮」へみなさんをお連れします。
1.初めに
タイトルで思いっきり「奇界遺産」って言葉を使わせてもらったのですが、そもそも奇界遺産って何?世界遺産の間違いじゃない?って思ってる人へお伝えしておきます。
「奇界遺産」とは日本で一番優れていると言わせていただいても過言ではない(すみません、思いっきり私個人の見解です)写真家・佐藤健寿さんの造語です。
佐藤健寿さんは、テレビ番組「クレイジージャーニー」にて一躍有名になられましたね。
カメラを持って旅する佐藤健寿さんの行き先は、普通は行かないような奇妙な場所ばかり。
なんでこんなものがあるの?ってなっちゃうような奇妙なところって世界には数えきれないほどあるんです、とは佐藤さんが教えてくれました。(佐藤さんについて語り合える人募集中……すいません。)
そんな奇妙なものの数々を、佐藤さんが「奇妙な場所、ときどき人=奇界遺産」と銘打ってまとめておられるのです。
あなどるなかれ、佐藤健寿さん著・奇界紀行(奇界遺産の文章版、私のバイブル♡)の巻頭トピックを飾っているのがこちら、我らが「金剛宮」なのです。
佐藤健寿さんが奇界遺産に載せていたことで、今や台湾人より日本人がこっそりこぞって注目している、隠れた名観光スポットになっているお寺?です。
こちらの金剛宮、ちょっと、というかだいぶだいぶだいぶ気味が悪いので、いや、少し風変わりなのでここからは覚悟を持って進まれることをおすすめします。
とは言っても、文化の違い、といいますか。バカにしてはいけません。台湾の人たちはあくまで真剣なんです、多分。彼らの文化や宗教の上に立つこの金剛宮、多分。
絶対訪れてみて欲しい!!だなんて贅沢は言いません。
世界にはまだまだ理解不能な辺鄙な場所があるんだ!と楽しんでもらって、台湾ってすごい!という感じで驚いてもらって、欲を言えばほんの少〜し興味を持ってもらえたら本望です。
2.金剛宮まで
台北市内から余裕で日帰りで行けちゃいます。
台北のMRT(台北を走る地下鉄です)に乗り、「淡水」へ。ところで、台北のMRT素晴らしいですね。めちゃくちゃ綺麗!
しかも日本人でも乗り換え、降車地において、一切迷うことがないほどに説明やサインが簡潔化しています。
福岡空港までの地下鉄駅に 「Fukuoka kuko line」って書かれてあったのを思い出して苦笑い。アルファベット使う意味!
さて、気を取り直して、淡水につきます。終着駅ですね。
台北のもっと北、正確には新北市になります。
余談ですが、淡水は台湾のベニスと言われるほどに美しい場所で、食べ歩きができたりします!時間に余裕があれば、こちらも併せてどうぞ!
淡水からはバスに乗ります。
30分強バスに揺られ、降りたった地は、その名も「富基漁港」。ちょっとした広場と、美しい海以外、何もない場所。
海を背にし、来た道を数分戻ると「金剛宮」行の看板があるのでそれに沿って歩きます。
大通りから一本中に入るともうそこは田んぼだらけの大田舎。10分くらい歩いたでしょうか。
目の前に噂のあいつが現れました。
3.これが金剛宮。。。。。。
これが「金剛宮」!!!
大田舎に佇む、どころかもう堂々とデカくそこに存在しすぎて、どっかの国の王様でも住んでいるんじゃないかと思わされるほどの立派な門構えが突然目の前に現れます。
右側、門番なのかもはやこれがここの王なのか、わからないほどの存在感です。
ではここから「金剛宮」写真集です!(世界観ぶっ飛びすぎて全然説明できる自信ないので、そもそも意味も全く理解できていないので写真から感じ取ってください。それが全てです笑)
門をくぐると竜の口の入り口が……
しょっぱなから、突っ込みどころ満載です。
じゃ、進みましょうか。
おしゃれひげを生やそうと企んでいる方は、こちらのひげモデルさんたちをぜひ参考にしてみてください!
いっちゃん右の鬼がどうもおちゃめすぎるんだよな〜、そんで。
あ、今からひたすらこんな感じで謎の銅像パーティーが始まります。心して掛かってください。
でかすぎるし、真顔すぎるんだよなあ〜
普通、このサイズの仏像さんて、一寺一体とかでないの……?
いえ、私の普通を押しつけてはいけませんね!
ここは、悪いことしたらこうなるぞ、悪いことはしないように、という真剣な仏教ゾーンです。(多分)
痛いくらいにメッセージ性があります、よく伝わりました、よくわからんけど。
地獄のあとのここ、天国ゾーンらしいです。うん、Okay!
いいことしましょう!
次の建物へ移動しましょう。土地が広大すぎて、景色めちゃくちゃ綺麗です。向こうの建物からこっちの建物までひたすら謎の銅像、仏像を眺めてきました。
そしてこの特大の涅槃仏。。
下から。このサイズの仏像が収まる巨大な建物が3つ分くらい、4階建だっけな。
こんな大田舎に。
もう、感じ取ってください。
ほんでここ。左右をずーーーーーーーっとこの人たちに囲まれた迷路のような道を進んだりしました。
友人はここで幼なじみと再会していました、の図。
あ、最後に一番有名なやつです。佐藤さん、この人とコラボでグッズ作ったりしてるんですよね。
命名「目から手、かと思ったら、目から手から目」
コンセプトがわかった!という方いましたら、ぜひ教えてください!
4.終わりに
ここには上げきれないほど、っていうかあげたくないような、もっともっと変な仏像がたくさんたくさん、私のカメラロールには収まっていました。今回改めて見直してみましたが、息を飲むほどです。
ごめんなさい。この一つ一つの仏像にツッコんでいったら、1日では足りません。
何がすごいって、こんなにたっぷり見所満載のこの地、入場料無料です!
色々説明してくれた、ここの方!こんな謎な場所にいるくらいだから怪しいのかと思いきや、めちゃくちゃ優しかったです!お茶とかお菓子出してくれました。
台湾って掘れば掘るほどめちゃくちゃ興味深いでしょ?優しい国民性や綺麗な景色、美味しい食べ物だけではありません!!
行けばいくほどに深まる台湾の素敵と謎。ぜひ見て知って欲しいです!
またいつか、更なる台湾の素敵もお伝えします ;)
台湾初めてって方は、こちらも併せて見ておけば間違いありません!
台湾桃園空港から台北駅までのベストな移動手段はこれだ!
それではEnjoy your perfect time in Taiwan♡♡