いきなりですが、みなさんは漫画で何が一番好きですか?
『ワンピース』『スラムダンク』『ドラゴンボール』『ナルト』
『ブルージャイアント』『サンクチュアリ』『『東京喰種』
確かにどれも面白いです!
他にも挙げていけばキリがありません。
今回は僕が今(だいぶ前から)一番推している漫画をご紹介します。
知っている方が多いと思いますが。
キングダム
4年程前から爆発的なブームになった漫画である。
2006年から、ヤングジャンプで掲載されいる。
今ある巷では『会社の事務所にはキングダムを置くべし』『会社の社長ならキングダムを読むべし』
なんて言葉が広がっている程である。
なぜこれほどまでに広がっているのか?
漫画大好きの僕が勝手に解説してみた。
キングダムとは
作者原先生が実際の中国の歴史本をベースに描いた漫画。
つまり、漫画を読みながら中国の歴史を学べるのだ。
時は春秋戦国時代。主人公は信と政。立場が全く真逆の2人の主人公の話だ。
信は戦争孤児であり、下僕扱いをされる最下層でありながらも天下の大将軍を目指す。
秦の始皇帝、政は一国の王であり、争いを無くす為に中華統一を目指す。
この2人が交わり激動の物語が始まる。
一躍有名になったのは、木曜深夜に放送されたアメトークの『キングダム芸人』の会。
これを見て、読み始めた人は沢山いるでしょう。
何を隠そう、その中の1人が僕だ!!!
この放送を見て、すぐさま沢山のツタヤを周りに回って読み始めた。
ん!??なぜ周りに回ったのか?って?
それは、TSUTAYAはじめ、ゲオ、ブックオフ等の本屋からキングダムが消えたからだ。
近所のTSUTAYA、ゲオ、ブックオフに行ってもないのだ。
だから車を走らせ周りに回って探した。
あの時、本屋から消えるほどの漫画『キングダム』ってなんやねん!!!
って気になりすぎた瞬間だった。
万里の長城もまさにこの時代。
キングダムの面白さとは!?
読まれた方はわかると思いますが、一巻の最初のページがすごいのだ。
最初のページで、主人公信が大将軍になっている瞬間が描かれている。
そう、ほぼ最終回を言っているも同然!
主人公達がどうなって行くのか?を楽しみながら読者は読んでいくのが普通。
いきなり結末知ったら面白くないってなりますよね。
ではなぜ『キングダム』はこれほどまで人気なのか?
1、リーダーのあり方
信と政や将軍達のそれぞれリーダーとしてのあり方が本当に勉強になるのだ。
自分はなれる!なる!できる!と揺るぎない自信を持つ姿。
そしてそこに対しての、熱い想い、言葉、行動、覚悟が周りに影響を与えみんなを一丸させる。
それぞれのリーダー達の個性が違うからこそ、それぞれに憧れを持ってしまう。
本書『キングダムで学ぶ乱世のリーダーシップ』
読ませていただいたが、本当にこれです!!
リーダーとは何か?
誰でもなれるものなのか?
何をしたらいいのか?
『キングダム』に出てくるリーダー達をぎゅっと分かりやすく書かれてあってオススメの本です。
今、会社の社長をしている人、部下を持っている人、研修を担当している人、団体の代表の人、何かのリーダーになっている人、なりたい人は、今すぐ!間違いなく!『キングダム』を読むべし!!
2、部下達の想い
『キングダム』の面白さを語るのに欠かせないのが、それぞれの部下達の話だ。
時々、部下の1人が主人公になる回があるのだが、これがもれなく面白いのだ。
僕は、この時々出てくる部下達の回が『キングダム』で一番好きかもしれない。
リーダーに対して部下達がどんな想いでついていっているのか?
信頼しているのか?
部下達の覚悟は?
力があるのになぜ独立せずにそのリーダーについているのか?
それがリアルで親近感を持たずには読めない。
そしてなにより、涙なしでは読めない。
最後に
結末がわかっていても読みたくなる漫画『キングダム』
リーダー達の話もあり、部下達の話もあり、それが人間味がありリアルである。
社長がいるから部下がいる。部下がいるから社長がいる。
今のこの資本主義社会の現代において必要不可欠な二つの立場。
それぞれをリアルに描き、勇気を、時に感動を与える
『キングダム』は人生の教科書である。
完