最近はコロナウイルスの影響でこの時期は旅行に行かず家にいたほうがいいと思う人が多くなってきました。それで、海外の街歩き情報を通して、せめて旅行に行った気分を少しでも味わってもらえたらと思います。
さて、今回は、コロナウイルスの影響の話です。
今までマレーシアではコロナウイルスの問題がそれほど大きく取り上げられることはなく、普通の生活が営まれていました。が…ここにきて一気に一変!政府は3月31日まで自宅隔離を呼びかけています。
外出していいのは、食料品の購入、病院の通院など、生活をするのにどうしても必要な時だけ。空いているお店も限られています。例えば、スーパーマーケット、インフラに欠かせないお店、病院は開いています(レストランも持ち帰りのみ、宅配のみと言う条件で開いています)が、衣料品店など、一時的になくても困らないお店は全体的にしまっています。
そんな声明が急遽出された理由とは…
マレーシアのモスクで1万人を超える人たちの集会があり、その集会で爆発的な集団感染を引き起こす引き金を抜いてしまったのです。
それで政府が被害をできるだけ食い止めるために出したと思われるこの政策…あまりにも急すぎてルールがいろいろ変わるので、国民大混乱状態。WhatsAppと呼ばれるSNSを利用し、どこが発信源かわからない情報が飛び交ったりもしています。
そんな大混乱で始まった隔離生活1日目。なんとほとんどの人が言うことを聞かず、いつもと変わらない生活を送ってしまうと言う状態に。
もともと「never mind(まあ、なんとかなるさ)」の超ポジティブな性格の国民性なので、隔離生活という重大な政策も「まあなんとかなるさ〜」と言う感じで過ごしてしまったのかもしれません。
それに怒った政府は、2日目にして「軍を投入し制限を徹底する」と発表。買い物も家族の代表者が一人のみで出かけるようにと新たな規則が導入されました。
大きな道路では封鎖や規制が行われ、走っている車を止めて「どこにいくのか?」などの検問も行われているとこのこと。
日に日に増えていくコロナウイルス感染者をなんとかして食い止めたいと必死の様子です。
マレーシア人の買い物の仕方に見るマレーシアの食文化傾向とは?
そんな隔離生活の間でも食料の買い出しはしなければなりません。私が近くのテスコに買い物に行った時の様子はこちら
食料品の中でも乾物系、麺類、ビスケット類、インスタントラーメンなど日持ちのするものはほとんど品切れ状態になっていました。
やはりもしもの時に備えて、日持ちのするものを買い込んでいるようです。
この買い物の傾向を見ているとマレーシアの食文化の傾向が現れています。生鮮食料品の中では卵と鶏肉がほとんどなくなっており、それに対して野菜や果物はほとんど残っていました。
マレーシア人はカレーを作ったりとチキンを使う頻度が多いので、チキンを冷凍してでも確保しておきたいと思うようです。チキン料理に使う玉ねぎ、ニンニク、ジャガイモ、トマトの棚の減りが激しかったことにも裏付けられています。
それに比べて野菜を買い込もうと言う人がそれほど多くないことに気づきます。マレーシア人にとって食料を買い込むときはまず米類、麺類、そしてチキンと言う順番の重要度になっているようです(ビスケット類がなくなるのは朝ご飯にビスケットを食べる人が多いためと思われます)。
*今はだいぶ落ち着きスーパーの食料品は徐々に元の状態に戻ってきているように感じます。
Grab foodや foodpandaを使ってのデリバリーはOK
隔離生活の間、Grab foodや foodpandaという宅配サービスを使う事は禁止されていません。
Grab foodや foodpandaはアプリサービス機能です。アプリを通して食べ物を予約し、宅配サービスで届けてくれます。もともと外食文化のマレーシアでは大人気!
わざわざレストランに行かなくても、レストランのメニューと同じものを自宅で食べることができるので、小さな子供がいる家族を中心にあちこちでサービスを利用する人が絶えません。
この時期、外に出にくくなるので、ますますこのサービスを使う人が多くなるのは予想できます。Grab foodや foodpandaを通してコロナウイルスが広がらない保証はないので、感染対策を徹底してくれることを期待するよりほかありません。
全く予想できない今後
このように国民も訳のわからないまま急に始まった隔離生活。もうすでにいろいろな変更がでてきたり、軍隊まで投入されているので今後どのようになっていくのか誰も予想ができません。
政府の方針に協力しながら様子を見つつ過ごしていくよりほかありません。少しでも多くの人が、正しい情報を得、パニックにならないように賢く行動する必要があります。