【絶体絶命!?】中国上海で見ず知らずな現地人からお金をもらった話。


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どうも、りゅうです。

これは、僕が中国を訪れたときのお話です。

ことの始まりは中国の浦東空港から起きた。
もともと東南アジアのタイを目指していた僕は、
中国を訪れる予定はなくて、
航空券が最安値という理由で27時間もの
乗り継ぎ時間があるものを選んだ。

ただその理由と別に、
せっかく27時間もの待ち時間があるなら、
中国を少しでもこの目で見たいという想いもあった。

毎日のようにニュースや新聞で流れる日中関係、
目にするのは悪いことばかりで、
本当に中国は、中国人は、
日本を、日本人を嫌っているのだろうか?
実際に中国を訪れて
そのリアルを感じた人ってどれだけいるんだろう。

ニュースや新聞は批判的なことばかりを流して、
そもそもその情報はどっからきてるんだろう。
本当のことを知るべく、
この目で実際に見たいと思った。
だから一日だけでも中国に行くことにした。

僕自身不安はあったし、
マイナスイメージの方が強かった。
でも、それらを覆すようなことが、

一人の中国人女性によって起こされた。

 

そのとき僕は、
中国にある浦東空港近くのホテルを確保していた。
1泊1500円程度の安宿である。
ホテル周辺にはあまり観光地がなかったため、
僕は上海市内へ向けてタクシーで行くことにした。

この後にタイ旅行を控えてた僕は、
貧乏旅ということもあり、
106元しか両替しなかった。
日本円もあるし、
カードもあるから大丈夫だろうといざ乗車。

これが全ての間違いだった。

タクシーがビュンビュン進み高速へと突入。
しかしなかなか経っても着かない。
そんな気配もない。
メーターは70元を突破。80元を突破。
あとどの位かかる?
と聞いても英語が全く通じない。
更に思いつく限りの英語で質問したが、
全くの英語が通じない。

こっからは身振りそぶりで高速を降りたと同時に、
無理矢理下車。

料金、、、100元。おわた。

残金6元=約90円=何もできない=帰れない。
の方程式が脳内を駆け巡る。
ここがどこさえもわかんない。

しかも薄着ということもあり物凄く寒い。
19時を過ぎ、辺りは暗く。
かたっぱしから通りにある
ホテルやレストランに両替出来るか?
と尋ねたが、
英語が通じないことが多く、
通じたとしてもダメだった。
銀行も閉まっているから両替できなかった。

夜の上海?を彷徨うこと2時間。
半分諦めモードの中、地下鉄のホームを発見。
とりあえず行ってみることにした。

どうすれば言いかも分からず駅員さんに、
「英語話せますか?」と質問。
でも話せないとのこと。
しかしその駅員さんが英語を話せる
女性のスタッフの方を呼んで下さった。

駆けつけてくれたその方に、
ことの経緯を説明。
しかしこの付近に両替所はないとのこと。
銀行も明日にならないと開かない。
ここでも両替はできないし
クレジットは使えない。

 

….

 

………

 

 

終わった。
この寒さの中野宿か。
しかも未知の土地中国。
所持金は90円。

死ぬ。

…..

 

………

 

わけにもいかないので、
僕は目の前の駅員さんに必死に訴えかけた。
頼れるのはあなたしかいないんです。と。

すると、

その駅員さんから

想いもよらない言葉が返ってきた。

「I give you some money. 」

 

 

聞き間違えかと思って、何度も聞き直した。

その女性の駅員さんは、
200元も与えてくれた。

お返しに日本円を渡そうとしても
一切受け取ってくれなかった。

地下鉄の乗り方から、道順まで、
何から何まで教えてくれた。
ホテルに帰るまでにかかったお金は
電車を使えばたったの30元。

それなのに200元もの大金を。

ありったけのありがとうでもきっと伝えられない。
日本でも体験したことのない異国の地中国での優しさ。

この事実を、このリアルを、
少しでも多くの人に知ってもらいたいと思った。
優しさはもっともっと溢れてる。
いじわるよりも、世界はきっと美しい。
悪が目立ってるだけなんだよ。

たった一人の女性によって、
中国のイメージが覆された。
正しさなんて分からないが、この事実だけは本物。

「その国のイメージは、その国で出会う方々によって変わる」

あの女性の駅員さんは名前すら分からないが、
あなたのおかげで僕は中国の印象が変わった。

今回のこの優しさを、
次に困っている誰かと繋いでいきたい。
それこそがこの世界を笑顔で満たしていく
きっかけにもなると思う。

りゅう
やっぱり世界は美しいな

 

 

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