戦略は「一杯のコーヒー」から学べ!


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リュウ
どうも、リュウです。

今個人的ではありますが、永井孝尚さんの本にハマってしまい新年から読み漁っております。

永井さんはコミック版 100円のコーラを1000円で売る方法で有名な方です。こちらは3部作でており、コミック版まで発売されています。

前に読んだ本を記事でも紹介していますが、まだの方はどうぞ。

【1冊目】長野県阿智村の奇跡「そうだ星を売ろう」で学んだディズニーの越え方

こちらの本があまりに読みやすく分かりやすかったので、2冊目に手を伸ばした次第です。

ということで、今回も役に立った部分をシェアしていきますね。

戦略は一杯のコーヒーから学べ!

コーヒーが好きな僕はタイトルからそそられました。

こちらですね。

そうだ、星を売ろう 「売れない時代」の新しいビジネスモデル と同じく、最新のビジネス情報が物語形式で分かりやすく展開されています。まずここがすごいことで、かなり分かりやすいんです。

主人公であるさくらは、前の会社を逃げるように退社し、とある喫茶店がきっかけでコーヒー会社に入社することになります。そこからコーヒー業界の様々な知識を学んでいくんですが、なんとビジネス戦略の宝庫だったんです。

「外資系のスタバ、異業種のセブン、マクドナルド、ドトールの価格競争、最大手ネスレのイノベーションなど、超強力ライバルを相手にどう生き残っていくのか」と物語は進んでいきます。

ドトールの低価格戦略

ただ値段を下げればいいってもんじゃない。(コンビニの100円コーヒーには勝てない)

まとめるとこうです。

増やす→利便性(注文してすぐに出てくる)
減らす→滞在時間(立ち飲み)
付け加える→大幅な低価格(300円→150円)
取り除く→フルサービスを廃止してセルフサービスに

さらに

そのために機械への投資も行なっています→少ない人数で回せるように

ネスレのジレットモデル

例えばネスカフェアンバサダー。製品本体を安く提供することにより、それに伴う専用の消耗品で売り上げを立てる。ユーザー数と比例してリピート(毎月の購入量)も増える。しかも安定的に収益を見込める。素晴らしい仕組みですね。

僕たちが気づかないところで、実は様々な戦略が繰り広げられています。

UCCの缶コーヒー成功の秘密

「缶コーヒーなんて邪道。コーヒーとして認めない」時代に、缶コーヒーの販売を諦めなかったUCC。

それまでのコーヒー牛乳の顧客は、「牛乳スタンドで飲む」客だった。しかし、UCCは「どこでも飲める」という顧客の隠れたニーズを見つけ出し、果敢に挑戦した。

その結果、8000億円もの市場を新たに創造した。

5度目の正直、セブンカフェ

僕もこの本で初めて知ったんですが、「セブンイレブンは1980年代からすでに30年以上、店内でコーヒーを出すことにしつこく挑戦してきた。今回5度目の挑戦で、ようやく念願が叶った」とのこと。

全国約16000店舗から集められた膨大の量の顧客情報を元に、仮説検証を繰り返してきた。その結果、あのセブンカフェが誕生。

自社らしさを常に問い続ける

主人公さくらは上司の藤岡から、常に「自社(ドリームコーヒー)らしさとは何か?」を問われます。物語の中でもこの部分に一番フォーカスされており、さくらは一生懸命に答えを導きだします。

これは自分にも当てはめられますね。例えば「このラーフルの強みは何か?」「ラーフルの強みを必要とするお客様は誰か?」

そこでもう一度、自社らしさとは、顧客に本当に提供したいものは?を考えさせられます。

そして製品の本質を学んでいくさくら。

当たり前のものに目を向ける

今回の本を読んで思ったことは、僕らが当たり前のように使っているサービスや物は、実は企業による絶え間ない努力の結晶ということ。

缶コーヒーやセブンの100円コーヒーも、実は様々な戦略や失敗が積み重なってできたということ。一つ視点を変えて物事を見るだけでも、色んな発見を見つけることができます。

コーヒー業界を舞台にどんどん成長していくさくらのように、日々に疑問と学びを持って生きていきたいですね。

自分や自社に当てはめて使える戦略も多々あり、本当に学びのある1冊です。

また物語形式なのであっという間に読めますよ。

気になった方はこちらからどうぞ!

最後に、著者の永井さんからコメントが、、!!!

こんなことってあるんですね〜。感激しました。。

発信は大事だと改めて考えさせられました!

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