今回シンガポールから便利な移動方法についてお伝えします。シンガポールはコンパクトにまとめられた国で、交通機関が充実しています。それで、観光客にとっても自分で移動しやすいというメリットがあります。
夫と私もシンガポールに来た時にはいつも公共の交通機関を使って移動しています。そんな時に使用している便利なカードがあります。それがイージーリンクカード(ez-link card)です。
イージーリンクカード(ez-link card)って?
イージーリンクカード(ez-link card)とは、日本でいうSuicaのようなものです。イージーリンクカード(ez-link card)の中にお金を入れておくと、バスやMRT(地下鉄と電車を混合させた乗り物)、LRT(モノレールのようなもの)など公共の交通機関の利用が可能なほか、買い物にも使えるのだそうです。
シンガポールに行くとまず、イージーリンクカード(ez-link card)の購入、または料金のチャージを追加します。イージーリンクカード(ez-link card)はMRTの駅などで購入することができます。
イージーリンクカード(ez-link card)には色々な種類があります。その中にはキャラクターなど可愛いカードもあり、選ぶことができます。
購入額は12SGDですが、その中に7SGDが既に入っています。交通費が7SGDを超える場合は、自分で料金をチャージして使う必要があります。
イージーリンクカード(ez-link card)のチャージの仕方
イージーリンクカード(ez-link card)のチャージの仕方はとても簡単です。 MRTやLRTの駅に行くと、改札口の近くに機械があります。機械を使ってチャージします。
1その機械にカードを置きます。
2カードを置くと、どのようにしてチャージするのかチャージの方法を選ぶことができます。
私はキャッシュで払いたかったので、スクリーンの中から「Add Value(All Options)」という項 目を選びます。これを押すと、キャッシュやクレジットカードなど支払方法を後で選ぶことがで きます。
3「Cash」という項目を選びます。
4払いたい金額を入力し、お金を入れます。10SGDからチャージできます。
5チャージが完了しました
チャージが完了し、10SGDが追加されたことが表示されます。そうしたらカードを取ることができます。本当に5分とかからずに料金をチャージできるので助かります。
イージーリンクカード(ez-link card)を使って乗り物に乗る方法は?
イージーリンクカード(ez-link card)を使って公共の交通機関に乗る方法はいたって簡単。日本と同じシステムです。
改札口に、カードをかざす場所がありますので、そこにカードをかざします。そうすると改札口が開きます。
目的地の駅に着き、改札口を出るときも、イージーリンクカード(ez-link card)をかざして外に出ます。バスも同様、カードをかざす場所がありますのでそこで「ピッ」っとカードをかざしましょう。
このとき、画面にカードに残っている金額が表示されますので、注意してみておき、お金が少なくなってきたらチャージしましょう。
MRT、LRTは観光客にとっても簡単!
移動手段としてMRT、LRT、バスがありますが、ローカルによると、観光客におすすめの方法は、 MRTとLRTなのだそう。
との返答が返ってきました。夫も私も、ローカルが一緒の時にはバスを使う比率が高いのですが、2人で行動する時には、MRTかLRTを使うようにしています。
駅でのルール
シンガポールでは駅でのマナーがしっかりとしています。乗り物が到着するとまず、乗っている人が外に出て、その後、駅で待っていた客が乗り込みます。
当たり前といえば当たり前のことかもしれませんが、東南アジアではその辺のルールがぐちゃぐちゃになっていることも多く、うっかりしていると乗り遅れてしまうケースも少なくないんです。
そんな中で、しっかりとマナーを守っているシンガポールはある意味で特別だと思います。
そんなシンガポールの駅には赤いラインが引かれています。最近知ったことなのですが、ラインには意味があったんです。それは、ラインの外側で、待つようにというサイン。
乗り物から出てくる人に十分のスペースを空けることで、乗り降りをスムーズにするという意味があるのだそうです。実際駅で乗り物が来るまで待っている人はきちんと、赤いラインの外側で待っていました。
シンガポールで自由に動いて観光しよう!
このようにシンガポールは、交通機関が整っているので、比較的自由に観光しやすい国です。とても安全で綺麗なので、海外旅行のハードルもそれほど高くなく、日本人にも行きやすい国だと思 います。
シンガポールに行く機会があった時にはぜひ、イージーリンクカード(ez-link card)の使用を試してみると、行動の幅が広がるので面白いと思います。