Do you want to speak fluent English??
英語ペラペラになりたいですか?
私の周りに「英語勉強したいねんけど何からしていいんかわからへんくて、結局なんもしてへんねん!」って人がわりかしいて、そんな声を聞く度に私は思っている。
「それもったいない!!!」って。
しかも英語話せるようになりたいって人に限って、まさに私が日頃から言うチャンスを伺っていてなかなか使う機会のないあのセンテンス、
「え、あなたこそ英語に選ばれし戦士だよ」
を思いっきり、全身全霊込めてぶつけたくなるような人たちなのだ。
今日はそんな
「英語話せれば世界広がりそうやし、なんか人生おもろくなりそうやん〜」
「英語なんか絶対に、話せた方がいいに決まってんねん」
的なノリのあなたに向けて語らせていただきたい!
ちなみに、こちらの記事でも英語学習について触れられていて、全く違う視点から書かれていて面白い!要チェックやで!
若者旅人に伝えたい!旅の指針〜コンパスはこの記事の中に〜
え、タイトルめちゃくちゃかっこよくない?
そもそも英語学習って?その言葉に違和感!
最初に言っておきたいのだが、TOEICでいい点数取りたい、とかビジネス英語使いこなしたい!とか言う人は、ごめんなさい私にはそんな力はございません。
でも、海外の人とおもろい話したい!とか、海外旅行は英語喋れたらおもろくなるやろ!とか思っている人にはぴったりだと思う。
ちなみに私もビジネス英語とか言われると、はて?ってなるけど、「TOEIC満点とるために勉強してる人と、英語で議論しろ」って言われたら、基本的に論破できる自信しかない。
なぜなら、私は声を大にして言いたい、
英語を話すために必要なのは机に向かうことではない、コミュニケーション力一択なのだ!と。
っていうのも、タイトルにあるように、学習とか勉強とかつけた時点で、やる気なくなるやん!勉強したくないのに英語喋れるようになりたいって人多いやん!
それ矛盾って思われてるやん!
でも私は机に向かうことが英会話上達への道だとは思わない。勉強嫌いな人って、英語を勉強するって意識した時点で負けだと思う。
むしろ人と語ったりするのが好きな人とか、旅するん好きって人って、簡単に英語話せるようにしかならへんです。
だから英語話せるようになる=机向かって頑張ります!な人は、「英語話せるようになる」まで時間を要するのかも。きっとTOEICや英検?などではいい成績を残せるのかも知れないけど。
「英語話せるようになる」って結局のところ全部コミュニケーション能力の賜物やと考えます、私は!
とは言えども!私の英語学習法。
とは言えども、ですよ。
日本人の私たちって義務教育で英語習ってるし、ある程度英語の基礎が頭に入っているって前提で話を進めておりました、私。
だがしかし、真剣に「英語話したい!」ってなったとき、私はbe動詞が何か、とか何が形容詞で動詞はどれかっていう、中学生でもわかるようなことすらわからへんかった。
「This is a pen」ってわかるんだけど、なんでそうなるん?レベルで。
知ってる英単語挙げろって言われたら、たぶん10個くらいしかないよ、なレベルで。
そんな私が英語話したいとか言い出したんだから、もうそれは天と地がひっくり返るような事件だったのよ。
小学生のとき以来10年ぶりくらいに、初めて机に向かって勉強。そこで基礎の基礎を勉強した。
「I am Hikari」「I have a brother」 「I made a pizza」とか。あくまで中学生で習ったようなことは机に向かって勉強しました。あとは「table」とか「plate」とか「magazine」とか。そんなeasyでusefulな英単語は覚えてみたりしました。
これでやっと中学生で習ったくらいかな?
でも、ここまでは本当に基本中の基本だから、まともな中学生生活送ってた人だったら軽く知識としてあるもの、本当そのレベルです。
で、簡単な英語がわかるようになってからGoogle先生に聞きました。「英語 勉強法」って。
さすがはGoogle先生、教えてくれました。「フレンズ」観なさい、って。そう、私はここで運命的な出会いを果たしたのです。
フレンズ知らない人はこちらからどうぞ、まだ間に合うらしいので。
【まだ間に合う!】海外ドラマ、フレンズの3つの魅力を解説!
この方法が驚くぐらいにどハマり。
私は1話を3回ずつ観るスタイルを繰り返しました。
1.日本語字幕で観る
2.英語字幕で観る
3.字幕なしで観る
このパターンを繰り返し全ストーリーを観た。
結果、英語学習にシットコムはめちゃくちゃおすすめな学習法!
1話完結型なので、その都度休憩が取れる。加えて、ただの人たちのただの日常が描かれているから、ほとんど全フレーズをそのまま自分の日常生活に活用できる!という強みね、信じられないだろうけど。
日常会話だからテキストに出てこない表現とか、スラングとかめちゃくちゃ学べるし、むしろ教科書開くより、圧倒的に頭に入るスピードが違います、毎日使える表現ばかりを面白おかしく学べるので。
フレンズでなくとも、騙されたと思ってお好きなシットコムで試してみてほしい!
あとは、家に1人でいるときも、とにかく知ってる英語表現を使いまくって永遠独り言話す、みたいなこともやってた。あれ?この状況どう表現するんだろ、って思ったら、その場ですぐに調べて使う。
ひたすらにアウトプットすることは大事!このご時世、いろんな方法で海外の人と話せる。私は恥なんて捨てて、アプリとかも活用してひたすらネイティブの人らと会話する機会を作りまくった!
私の英語学習は、一度も海外で行われていない。全て日本で行った方法だ。
その効果やいかに!
毎日毎日、ひたすら英語に触れる環境を作った、私。
そんなことをはじめてから、1年以上経ったある日、頭の片隅で「カチッ」とスイッチが押された音が聞こえた。噂には聞いていたあのスイッチ、ほんまにあった!
そのスイッチが押された瞬間から、頭の中の英語⇄日本語のやりとりがなくなった!英語で聞いたら、日本語に訳して日本語で答え考えて、英語に訳して、英語で答える、の過程のうちの「日本語」のパートがそっくりそのまま排除されるようになった。
要するに、日本語で会話するみたいなテンポで会話できるようになるのだ。
えーーー!このスイッチほんまにある!って気づいたときは1日中躍り狂いました。
しかも、驚いたのが、習ったことのない表現までも感覚で使えるようになるってこと。のちのち、あれ?私こんな言い回しどこで習ったん?ってよくなっていた。
普通に会話ができる喜びったら、ない!!!
ちなみにわからない単語や表現はまだまだ山ほどあるんだけど、それをわざわざ日本語に訳して考えようとはならない。なぜなら会話相手に「それどういう意味?」と聞けばその意味を英語で教えてもらうことができるからだ。
日本語を挟まずに思考巡らすことって、めちゃくちゃ大きいと思った。
そして私は勉強なんてまともにせずに、TOEIC770点取得した。
これには裏がある。会話のための英語学習をしたことで、リスニングパートで満点をとれるのだ。裏を返せば、リーディングパートはその半分。本気でわからない単語しか出てこなかったから、リーディングパートのマークシートには模様を書いて埋めておいたし、途中で飽きて寝てしまったレベルだ。
それでも履歴書にTOEIC770点と書けるくらいには英語力がついた。
これは良い発見だった!
英語話せて得したこと!
ここまで、なんとなく偉そうに書いてはきたが、私の英語レベルはネイティブとは程遠いことを頭に入れておいてほしい。英語なんて私より話せる日本人の方が多いだろう。
その上で、だ。
英語話せるようになって、海外行くとめちゃくちゃ楽しい!
旅の目的にもよるだろうから一概には言えないが、私はとにかく現地の人とか旅先で出会った人とたくさん話したいぞスタイルだ。
私が知らない文化とかバックグラウンドとか知りたい。意見交わし合いたいし、深くたくさん話したい。
そんな思いでいたから、たくさんの国の人と出会って価値観を交換するのはめちゃくちゃ楽しい!
細かく言えば、私は他人の宗教観にめちゃくちゃ興味がある。日本語でネット検索はできるのだろうが、それは生の声ではない。でも英語が使えることで、当事者からその想いを聞き取ることができる。
ネットで調べたら、宗教の話はタブーとか出てくる。でも実際は、聞けば親身に教えてくれたりするのだ。
そういう意味でだ。
あとは面倒なやりとりとか、パパって済ませてしまえるので楽。
おまけ〜外国語学習には苦悩がつきもの!〜
日本語を勉強しているドイツの友人がいる。半年前、全く日本語が話せなかった彼とは、今は簡単な会話なら日本語で話している。そんな彼が先日言った。
「漢字はもうやめた」
なんで?と聞くと、せっかく「日」という漢字の音読みと訓読みを覚えたのに、突然「日本」とか「今日」とか習っていない読み方が出てくるからだそうだ。
まさに「Why Japanese people!!!!」だ。
彼に厚切りジェイソンのネタをみせたら大爆笑していた。
私もフランス語をかじったこともあるが、そのときは「Why French people!!!!」となった。
しかし、そんなあなたに朗報だ。英語学習において「Why American/ British people!!!!」となった記憶がない。(「Why Australian people!!!!」となったことは少しある。笑)
英語はルールさえ覚えてしまえば、トリッキーなことがほとんどないので、比較的シンプルな言語だと私は思う。
言語学習とはなんぞや、まとめましょう!
ということで、長々と書き連ねたが、なんにせよ伝えたいことは、好きなら結局できるよね!ということである。
大事なのは、英語を話すようになったその先に何を求めるか。
例えば、「仕事で必要」とか、「海外旅行をスムーズに楽しみたい」とか「英語使って世界広げたい」とか何か英語を話したその先にみたいものがあるのなら、語学習得は大して難しいことではない、と言っておきたい。
それは言わせてもらえば、ゲーム好きな人が一つのゲームを極めたり、車好きな人が毎日ドライブしたり、自然好きな人が山や海に遊びに行くといった感覚とさほど変わらないと私は思うからだ。少なくとも私は英語を自分のものにすると決めてから、英語に触れるのが苦だったことは一度もない。
だから私は声を大にして言いたい。
「え、あなたこそ英語に選ばれし戦士だよ」
と。