唐突ですが、アメリカニューヨークというとどんなことを思い描くでしょうか?
多くの人は「自由の女神!」というのでは?というのが私の勝手な考えです。ただ、自由の女神を見にいくためにはツアーを予約したり、フェリー代を払ったりする必要があるんです。
旅行費をできるだけ抑えたい私たち夫婦にとってこれは痛い出費…。
でもなんとか一目でも見てみたい(ニューヨークに行ったぞ~という気分のため)!そんな私たちにぴったりな方法が…ありました!
それはズバリ!スタッテン・アイランド・フェリー (Staten Island Ferry)に乗ること。
実際に乗ってみた感想をご紹介します!
スタッテン・アイランド・フェリー (Staten Island Ferry)って?
自由の女神は「リバティ島」という島にあり、観光するためにはニューヨークからフェリーに乗って向かう必要があります。
そうするとリバティ島へ上陸したり「自由の女神」の上に上がったりすることもできます。ただ、 そのフェリーが人気な上、フェリー代も…。
「いや、そこまでしなくてもいいかな」という私たちが選んだのが、このスタッテン・アイランド・フェリー (Staten Island Ferry)です。
スタッテン・アイランド・フェリー (Staten Island Ferry)はスタッテン島とニューヨークをつなぐフェリーのこと。フェリーの乗り場はバッテリー公園の東の方にあります。
スタッテン島民がニューヨークに渡るための重要な交通手段になっていて、無料で利用することができます。
そんな市民の生活を支えるフェリーですが、「自由の女神」があるリバティ島の近くを運航していくため、自由の女神を「チラッ」と見ることができる穴場的なフェリーとして、観光客からも人気なんです。
早速行ってみた!
今回私たちもせっかくニューヨークに来たのだから、「自由の女神」を見てみたい!と思い、スタッテン・アイランド・フェリー (Staten Island Ferry)に乗ってみることに…
フェリー乗り場に着くと、チケット売り場などはなく、入り口付近で待機して、フェリーの時間になるのを待ちます。
無料のフェリーだとしても「搭乗券くらいはもらえるのかな?」と思っていたので、搭乗券すらなく、自由に乗ることができる楽なシステム…。「さすが!自由の国アメリカらしい?」と勝手に納得しながら搭乗口で待っていました。もうすでにたくさんの人が、入り口で待ち構えていました。
フェリー到着!
フェリーが到着し、私たちも乗り込みます。指定席などないので、自分たちの好きなように過ごすことができます。多くの人は、外を眺めることができる甲板あたりに…。
ニューヨークの街がどんどんと遠くなっていきます。「風が気持ちいい!!」っと言いたいところですが、10月中旬でしたので、ニューヨーク市内はもう寒く、海風がさらに冷たく感じました。 コートや、マフラーなどで、対策しながら、景色を楽しみます。
そうしているうちに見えてきました!!!!
自由の女神!
思ったよりも小さい(リバティ島から少し離れた距離を走行しているため)!
でも自由の女神だ!!
本当に「チラッ」とだけで小さいのですが、それでもちゃんと肉眼で確認することができました。
私たちをはじめ、観光客たちが一斉にカメラのシャッターを切ります。 そうやっているうちに、スタッテン島に到着しました。
スタッテン島についたら走れ!
私たちがスタッテン島に到着した途端したこと……「走った!走った!」
スタッテン島に到着したフェリーはそのまま、ニューヨークに折り返します。
そのまま上陸して、 スタッテン島観光を楽しみ、次のフェリーが到着するのを待ってゆっくりとニューヨークに戻ることもできるのですが、今回の目的はフェリーに乗りながら「自由の女神」を見ること。
それで、乗ってきた同じフェリーに乗り込んで、折り返しでニューヨークに戻るためには走ってフェリーに再度乗り込む必要がありました。
私たちと同じように走っている乗客が大勢!私たちも流れに合わせるようにしてみんなと一緒に走りました。
そうやってフェリーに再度乗り込み、再出発!!! ニューヨークに戻ってきました。
スタッテン・アイランド・フェリー (Staten Island Ferry)はオススメか?
スタッテン・アイランド・フェリー (Staten Island Ferry)に乗ることのメリットは、タダで自由の女神を見ることができることと、時間に束縛されないことです。
フェリーの予約も要らず、チケットを買う必要もなく、しかもかなりの本数が出ているので、観光の合間、立ち寄ってみることが可能です。
実際私たちは前日の思いつきでフェリーに乗ることにしました。
ただ、ちゃんと「自由の女神」を大きなサイズで写真に収めたいと思っている人や、上に登りたいと思っている人。要するにチラッと見るだけでは満足じゃないという人はリバティ島行きのフェリーを予約した方がいいかもしれません。
思いつきで街をブラブラする観光が好きな人や出来るだけ旅費を安く抑えたいという人にはオススメです。